【青根温泉 湯元 不忘閣】お食事情報
あおねおんせん ゆもと ふぼうかく
夕食 18:00~ 食事処(お座敷個室)
朝食 8:00~ 食事処(お座敷個室)
【特別注文】
なし ドリンクメニューあり
湯元不忘閣 口コミ総合評価:google 4.3点/5.0点
【湯元 不忘閣 食事の特徴】
◆文豪も利用したという風情のある個室の食事処
◆1品1品時間をかけて味わう食事
◆量が多い!
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→青根温泉 湯元不忘閣 宿泊2013(階段上の部屋)はこちら
青根温泉 「湯元 不忘閣」一人旅 その2(お食事)
青根温泉 湯元不忘閣 その2はお食事編です。
予約サイトの口コミでは、食事が絶賛されていた不忘閣ですが、
さて、どうだったのでしょうか?
大湯に向かう途中の階段を登ったところが今回の食事処でした。
大広間に御膳を並べてというパターンもあるようですが、
今回は、6畳間の個室でした。一人だと広く感じますね。
夕食は7時からでした。もう少し早い時間帯もあるようです。
窓側からも撮影。
障子の向こうはガラス戸。道路側だと思います。
朝の写真を撮り忘れました。
窓の手前に廊下があって、この感じは風情があっていいですね。
予めテーブルに並べられていた品々。
お飲み物は?と尋ねられたので、蔵王の純米酒 1合 850円を注文。
他には、アサヒビール、醸造酒の蔵王、麦焼酎の「小鶴」、「二階堂」
ワイン(赤湯ヌーボ・山形ワイン)、梅酒、角ハイボール、
ソフトドリンクはウーロン茶、ジュース、サイダーがあります。
宮城県の日本酒はもっと置いたらいいのに。
利き酒セットがあったら地元のお酒は必ず注文したい方なので。
ちなみに、料理の追加注文はなかったようです。
ここは食べきれないほどの量&運ばれてくるのが遅くてお腹がいっぱいになると聞いていたので、
追加する気もなかったですが(笑)
お酒はガラスのポットに入れられてきました。
1合だけだと器の方が大きすぎですね。
ですが、蔵王はとてもおいしかったです。
ある程度食事が並んでから写真を撮ろうと思い、箸には手をつけなかったのですが、
なかなか次の料理が運ばれてこないので、先付をいただきながらお酒を飲み始めました。
献立表
ざっと見ただけでもかなりの量だなと分かります。
いつも思うのですが、少ないと文句を言う人が多いんでしょうか。
食べきれない罪悪感の方がやりきれないので、若干物足りないくらいの方が嬉しいんですが。
秘湯宿は米処が多くて、ご飯が進んでしまうので、いつも食べきれないというジレンマです^^
食前酒:赤紫蘇ワイン シソの味はちょっと分かりませんでした。
先付:焼茄子羹、鰹薫製菊花和え
茄子の中に鰹の薫製が入っていて寒天でとじたものだと思いますが、
これはかなり美味しかったです。
前菜:さーもん菊花寿し、あけび肉詰め、秋刀魚腸味噌焼、あみ茸田舎煮
特に特徴はなく、可もなく不可もなく。
先付:みずこぶ土佐和え
しめじとみずこぶに鰹を酢で〆たものでしょうか。
酢の味も鰹の味も消えていて、ぼやっとした印象でした。
伊達椀:蔵王町産鴨葛打 馬鈴薯餅
献立と運ばれてくる料理の順番が違いますが、そこは気にせず。
出汁がよく効いていて、ネギとも相性がよかったです。
そういえば、お椀に伊達家の家紋(竹に雀)が入っていると他のブログで書かれていたのですが、
きちんと見るのも、撮影するのをすっかり忘れていました(^_^;)
お造り:天然鯛、北寄貝、蔵王雪女鱒、甘海老
山の中ですが、海も割と近いので鮮度はとても良かったです。
地の物とは言えませんが、お刺身は基本なのか、
昨今では、海なし県(栃木・群馬)の山奥でも新鮮なお刺身が出るので、
美味しければいいかなと。
青根温泉の場合はそれほど山奥でもなく、渓流沿いというわけでもないので、
岩魚のお造り等は期待できないのかなと思いました。
凌ぎ:青根手打ち蕎麦
あっ、こちらのお椀には家紋が映っていますね。
でも、伊達家ではなく、当主の家紋です(笑)
このお蕎麦は毎回定番のようです。
やや太めの麵ですが、コシもあって美味しかったです。
既にここら辺でお腹がいっぱい&眠くなってきました。
次の料理が料理が来るまで横になってました(^_^)
煮物:博多高野豆腐
舞茸、インゲン、甘海老、高野豆腐には魚のすり身らしきものが挟んでありました。
汁はあんかけだったかな。これも薄味といえばヘルシーな感じですが、
味付がぼんやりしてました。
焼物:太刀魚萩焼、小芋栗焼、無花果田楽
前菜にも秋刀魚の味噌焼があったので、ちょっとかぶっているなという印象。
天ぷらが食べたかったなぁ。
小鍋:松茸と新生漢方牛
具は他に、牛蒡、豆腐、白滝、ネギ、水菜、人参
新生漢方牛って初めて聞いたのですが、ここのサイトにありました。
http://www.sekimura-farm.jp/craft/index.html
宮城県栗原市の農場で、漢方を主に飼料として育てられている牛だそうです。
今回の鍋は赤身でしたので、さっぱり系でした。
松茸はあまり風味がありませんでしたが、スープはとてもおいしかったです。
蒸し物:茶碗蒸し
器が良いですね。それにしても大きい!300lくらいありそうな器でした。
もうお腹がパンパンです。
酢の物:水雲酢
献立では最後の方ですが、予めテーブルに置いてあったメニューです。
これも器が大きいです。どれも一品の量が多いですね。
お食事:宮城産ひとめぼれ 香の物:三種(きゅうり、大根、なす)
ご飯は初めからお願いしておきました。
最後に出てきても、まず食べられないと思ったので。
ご飯は美味しいですね。牛鍋の具をかけて2杯いただきました。
御櫃には3杯分くらい入っていました。
汁物:なめこ汁
お吸い物よりもお味噌汁が良かったと思っていたのでこれは嬉しいのですが、
何だか出汁が薄かったです。
お味噌が少ないというより、出汁のコクがないというか。朝食もでしたが。
お鍋や汁物の出汁は好みの味付だったのですが、なんででしょう。
水菓子:蔵王梨ゼリー、栗ろーるけーき
食事開始からかなりの時間が経過しており、眠いのとお腹がパンパンなので、
味わうまでには至りませんでした。
でも、果物だけだったり、既製品のお菓子だけでで済ませていないところは、好印象です。
夕食については、すごく美味しいのかと期待して行くと、
そこまでではないかなという評価です。
素材は平凡でも、手をかけてある点は評価できるので
合格点レベル+αにはあります。
これはちょっと美味しくないというものも特になかったですが、
この品はまた食べてみたいとか、
家で真似して作ってみたいというものも特にありませんでした。
メニューは季節によってバリエーションも豊富だそうなので、
リピーターの方でも飽きることなく楽しめるそうです。
ここの夕食に関しては、食事処が個室だったり部屋食だったりとバラバラで、
階段が多く運ぶのも大変そうで、一品ずつ運ばれてくるまでの間隔が長く、
食べ終わるまでに1時間半近くかかります。
以前の口コミでは料理が冷めていたというのが多かったので、
温かいまま出すためにこうなってしまったのかもしれません。
お酒を飲みながら、おしゃべりしながら、でしたら全く問題ないですが、
気が短い人だと、間が持たないかもしれません。
隣の個室の方もお一人様だったようですが、
早々に「手持無沙汰なのでご飯持ってきてよ~」と言っていました。
他の個室でも、「朝食もこうなの?」と聞いていて、
時間がかかるというのは、皆さん気にされていたようです。
従業員の方たちはインカムをつけて忙しく走りまわわっていたので、
特に悪い印象も感じませんでしたが、
段取りを工夫する余地はあるかなぁと思います。
続いて、朝食です。時間は8時からでした。
朝食も同じ部屋でした。
予めテーブルにセットされていた品々。
最終的にはこの分量。
やっぱり、朝食も品数が多目です。
つみれ汁
鍋系のお出汁はとてもおいしいです。
温泉卵
明太子、インゲンと湯葉だったか?の胡麻和え、しらすの大根おろし
さしみこんにゃく
鯛の塩焼きとさつま揚げのあぶったもの
キャベツのサラダとマッシュポテト、胡麻ドレッシング。
梅干しと漬物
それと、写真を撮り忘れましたが、がんもどきの煮物、竹の器に入った温豆腐、味付け海苔、
ごはんに麩と海藻のお味噌汁、デザートのオレンジもありました。
味付けは控えめで、色んな物を少しずつ味わえるので良かったです。
朝3時に起きてお風呂巡りをしたので、朝食も完食です(^_^)
朝食の方は、ご飯とお味噌汁が後から運ばれてくるくらいなので、
20分もあれば食べ終わりますのでご安心を。
食事に関しては、
夕食★★★★4.4
朝食★★★4.5
の評価になると思います。
*基準点4.0点、4.2以上が合格点です
【2014年再訪時 *2014/9/19追記】
前回とは打って変わり、お吸い物の出汁が若干薄かったくらいで、
夕食朝食ともにほぼ完ぺきな内容でした。
料理が高評価の「湯主一條」に宿泊した翌日、
空腹だったわけでもないので、甘い評価になったということもありません。
再訪時の食事に関しては、秘湯の会の中でもトップクラスだと思いました。
何でこんなに違うのだろう?と正直首をかしげたくなるくらい。
今回はお客さんも少なめで、料理長も余裕をもって実力を発揮でいたのでしょうか?
配膳も手持無沙汰になるほど待たされることもありませんでした。
やっぱり一度宿泊しただけで評価するのは難しいんだなと実感しました。
味付け★★★★4.95
メニュー構成★★★★4.8
満足度★★★★4.9
接客サービス★★★★4.6
⇒「青根温泉 湯元不忘閣」をインターネットで予約する
→「湯元 不忘閣」宿泊2014 1階西別館 その1 お部屋編
→「湯元 不忘閣」宿泊2014 1階西別館 その2 お食事編
→「湯元 不忘閣」宿泊2013 一人旅 その1 お部屋編(階段上の部屋)
→「湯元 不忘閣」宿泊 その3 お風呂編
→「湯元 不忘閣」宿泊 その4 青根御殿編
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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